深く静かに動きは早く
ゆるい視点でぬるい話題をピックアップ。見聞きした情報の取捨選択の様子を独断と偏見とぼやきで書き綴ってみる。
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長野殺人事件 内田康夫著 (読書感想)
長野殺人事件 長野殺人事件
内田 康夫 (2007/05/19)
光文社

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内田先生の小説はいつから読み始めたのか…浅見光彦のファンとなってもう長いので
最初に読んだのがいつかなんて思い出せなくなってますが、いつもいつも書店に行くと
小説の棚や平積みの前に行っては「内田康夫内田康夫…」と真っ先に探す
癖がついていたりします(笑)

さて、今回は前に読んだ風の盆幻想のあと、ほんとは次に読む本を用意してあったのだけど
ちょうどその読み終わったのが通勤時だったので、家に置いてある「還らざる道」ではなく
買ったまま会社に置いといた長野殺人事件を先に開いたのでした。
本当は、内田先生のシリーズは○○事件参照というのが本文内によく出てくるので
順番どおりに読むほうがいいのだけど、我慢できなかったのですよね(苦笑)

タイトル通り今度の事件は長野、長野といえば信濃のコロンボ竹村警部が
すぐ出てきますが担当はまさしく竹村警部。
名探偵がすでに一人出てきているのですがここは浅見家次男坊の名探偵にも
登場して欲しいのは読書心理。そして、事件のきっかけとなるものを巡り
大学時代の友人から浅見光彦のもとに事件は持ち込まれるのだった。


登場人物が多い今回、しかもにわかに事件性を帯びるような行動をとる人物が
周囲に見られるようになれば当然不気味な感じを受けるわけで、浅見光彦の下へ
事件がくるいつもの予定調和まで実はかなり前振りが長い。

事件の背景となる土地柄、風土、そして政治的背景としがらみおよび対立と
清濁併せ呑んで…というには濁った部分の説明から入らねばいけないわけで、
宇都宮夫妻のもとに持ち込まれる話にたどり着くまでの大変さが説明調に
なってしまいがちな前半を、人物像とその後の勢力図を読者がすぐに想像しやすいように
描かれている。
おかげで、政治的な対立と登場人物だけはすぐに相関図的に浮かぶので
事件が始まってからは竹村警部と浅見さんを追っていく形で楽しめる。
ちょっと残念なのは竹村警部の立場上の制限と事情により、名探偵竹村警部の
活躍がさして見られないことか。
その分後に登場、合流する浅見名探偵の活躍というか推理と導きがいつもの
頼もしくは見えないのに頼もしいけどちょっと抜けてる浅見光彦らしさを
楽しませてくれる。

このシリーズのいいところは、図解で相関図と思惑を書き出すと、仮説を
読者が建てやすく、「わかってますよ」と光彦だけは知っているという
犯人像への肉薄の部分を想像して楽しむというスタンスをとれること。
もちろん、推理していても浅見光彦らしい持って行きかたで爽やかに
楽しませてくれる。
ただし、逆に言うと情報は全てでてきているけどその相関図を全て並べずに
読んでいると、事実関係と因果関係、犯行手口の推理が抜けてしまう。
自分が推理せず、抜けたまま読むと、明確にわかった時点で浅見すげー!と思うだろう(笑)
どちらも楽しみ方としてはありだと思う。時折ページを繰る手を止め、
相関図と人物像を思い浮かべるように読むほうが楽しい気はする。

今回最初に出てくる女性はこれまた勝気で生真面目。そのくせ一人で抱え込む
見得をはるのに実は怖がったりする臆病なところをみせるというように表情豊か。
だが、宇都宮婦人なので当然ヒロインとはちょっと違うスタンス(笑)
そして次に出てくる女性はこれまた怪しい人物の娘として登場。
もちろんなんら事件には関与していないのだが、そこは巻き込まれ型な
ストーリーですからそうはいかないので浅見名探偵と出会うことになる…
いつものようにおかしな経緯で出合い、少しずつ信頼度を勝ち取っていく光彦、
そして事件も解決へ…。

おや?

最近はロマンスの「ロ」の字もないのが普通になってきましたね(笑)
まあそれは良いとして、事件の本筋を追ってずっといるわけではない浅見
名探偵と、事件を追っているけど中枢にいても動けない竹村警部という
やや距離感のある推理劇と、いまややりにくかろうおとり捜査的解決に
やや「いいのかな?」という印象を受けるものの、事件は政治がらみかつ
ことを荒立てない登場人物たちのおかげでいつもどおりの静かな決着を
迎える。決してこれでいとは思えなくても…。

そしてエピローグで爽やかな風を起こして終るこの展開はやはり浅見ワールドですね^^

浅見ぼっちゃまの家が滅多に出てこない&すみちゃんとご母堂の出番が
それぞれほぼ1度きり。兄上にいたっては出てこないというこれまた
居候名探偵の厳しさが出てこないお話でもありました。
兄バレは竹村警部がいる時点でないですしね(笑)

次は、さかのぼって「還らざる道」を読まねば。
でも、バイク戻ってきてるからまた読破には時間がかかるなぁ…(苦笑)

                        文責:K ボウケンブルー

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